東 健太郎 Kentaro AZUMA
国際交流基金ケルン日本文化会館
日本語教育アドバイザー
専門は日本語教育、eラーニング、多読。2021年8月より現職。
渡独前は、国際交流基金関西国際センターにて、主に外交官・公務員の専門日本語研修や、eラーニング
教材の開発・運用に携わる。関西国際センターでは、多読ブック「KCよむよむ」の
制作や、JFにほんごeラーニング みなとの「関西弁入門A2自習コース」や「書道A1
自習コース」、「華道A1自習コース」などの開発を担当した。
過去に中東のカタールやオランダ、マレーシアにおいて日本語教育に携わってき
た。カタールでは、2006年より2013年までの7年間を過ごした。首都ドーハのカター
ル教育省語学センターにて日本語講座を立ち上げ、現地の公務員として成人向け日
本語教育に携わった後、独立してQatar Eastern Language Centerを設立し、学校経営と
日本語教育に携わった。また、現地にてカタール日本語教師会を設立し、日本語ス
ピーチ大会を開催した。オランダでは、マーストリヒトにあるZuyd Hogeschoolに
て、専任講師として日本語学科の運営と教材開発を行った。
趣味はランニングで、ドイツやフランス、ベルギーの100㎞~200㎞のウルトラマラ
ソンのレースに参加している。 毎朝4時起きで朝ラン20㎞が日課。将来、息子(8
歳)と100マイルレースに出場するのが目標。
主な著書
・『カタールで日本語 vol.1』
・『カタールで日本語 vol.2』
主な論文
・「日本語オンラインコースの現状とその可能性」日本語プロフィシェンシー研究
の広がり
・「『まるごと日本のことばと文化』を主教材とした専門日本語研修のコースデザ
インと成果」国際交流基金日本語教育紀要 第13号
・「「JFにほんごeラーニング みなと」自習コースの運用状況と結果-受講者数・
修了率・満足度を中心に-」国際交流基金日本語教育紀要 第16号
・ 「国際交流基金関西国際センターにおける日本語多読の実践 ―司書教師の協働
から―」図書館多読の進め方